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M&A資格比較

M&A資格の一覧・全体マップ。公的検定・民間認定・国家資格の3層で整理

結論を先に示し、根拠・比較・関連する疑問・一次資料の順に確認できます。

Answer first結論

先に結論

M&A関連の資格は乱立して見えますが、3層で整理すると全体像は単純です。第1層は国の制度に紐づく公的検定(2026年度創設予定の中小M&A資格試験)。第2層は民間団体の検定・実務家認定(事業承継・M&Aエキスパート、M&Aシニアエキスパート、JMAA認定M&Aアドバイザー、M&Aスペシャリスト、事業承継士)。第3層はM&A専門ではないが隣接する国家資格(中小企業診断士、税理士・公認会計士・弁護士等)。M&Aそのものを独占業務とする国家資格は存在しない、がこのマップの大前提です。

Key takeaways

この記事の結論

  1. 01

    M&A資格は「公的検定/民間検定・認定/隣接国家資格」の3層で捉える。

  2. 02

    M&Aを独占業務とする国家資格はない。第3層の士業は関連業務(税務・法務等)の独占。

  3. 03

    2026年度、第1層(国の公的検定)が初めて生まれる予定。マップの中心が変わる転換点。

  4. 04

    第2層は「試験だけ型」と「講座・会員制度セット型」に分かれ、費用と位置づけが大きく違う。

  5. 05

    一覧を眺めるより、目的から逆引きするのが選び方の正解(記事末の逆引き表へ)。

01

M&A資格の体系マップ(最終確認日:2026-08-29)

第1層|国の制度に紐づく公的検定

資格状況
中小M&A資格試験(正式名称未定)中小企業庁が2026年度創設予定。民間団体へ委託し実施。合格後の登録制度(倫理規程遵守・氏名公表・定期講習)まで一体で設計。試験日・受験料等は未公表

第2層|民間の検定・実務家認定

資格運営費用の目安(税込)
事業承継・M&Aベーシック(金融業務3級)金融財政事情研究会試験だけ型5,500円
事業承継・M&Aエキスパート(金融業務2級)金融財政事情研究会試験だけ型7,700円
M&Aシニアエキスパート金融財政事情研究会(認定)講座セット型受講料は開催回ごとに公式案内
事業承継シニアエキスパート金融財政事情研究会(認定)講座セット型公式案内で確認
JMAA認定M&Aアドバイザー(CMA)日本M&Aアドバイザー協会講座・会員セット型講座198,000円+会費
M&Aスペシャリスト日本経営管理協会(JIMA)試験+入会型試験11,000円/講座+試験88,000円
事業承継士事業承継協会講座・会員セット型(士業等が原則)公式サイトで確認

第3層|隣接する国家資格(M&A専門ではない)

資格M&Aとの関係
中小企業診断士経営全般の国家資格。M&A・承継は範囲の一部(詳しい比較
税理士・公認会計士税務・会計の独占業務。M&Aの税務・財務DDで中核的役割
弁護士・司法書士法務の独占業務。契約・登記等でM&Aに関与
FP技能士資産・承継の相談業務。上位資格の受講要件に使われる場合がある(例:シニアエキスパートは1級FP技能士を受講資格の一つに設定)
02

目的からの逆引き表

目的見るべき層と資格
国の新制度に備えたい第1層。試験情報で公表を確認しつつ基礎学習
安く早く基礎を証明したい第2層の試験だけ型(5,500〜7,700円)。初心者の順番
実務家の看板・人脈が欲しい第2層の講座セット型。講座型の選び方
士業として承継支援を拡げたい第1層+第2層の士業前提資格。税理士・会計士向け
転職の材料にしたい第2層の試験だけ型+第1層の動向把握。転職の準備順
03

この体系が2026年度に変わる理由

これまでのM&A資格は第2層(民間)だけで構成され、「どれが標準か」を判断する公的な物差しがありませんでした。中小M&A資格試験の創設は、初めて第1層=国の制度に紐づく資格が生まれ、登録制度を通じて「倫理を担保した支援者」を公的に見える化するという構造変化です。既存資格が無意味になるわけではありませんが、これから選ぶ人は第1層の動向を軸に据えるのが合理的です。

この記事の読み方

比較軸をそろえると、判断理由を説明しやすくなります

選ぶ前に条件を確認することで、料金や印象だけで結論を急ぐことを避けられます。

注意点

制度・料金・提供内容は更新されます

本記事の数値・制度情報は記載の確認日時点のものです。申込前に各公式ページで最新情報をご確認ください。

Long-tail questions

よくある質問

「権威の序列」を確定できる根拠は存在しません。層と型(公的か民間か、試験だけか講座セットか)で性質が違うだけです。目的別の選び方は比較記事で整理しています。

Updates

更新・訂正履歴

  1. 初回公開

    記載の数値・制度情報は2026-08-29時点で一次資料・公式情報を確認したものです。更新・訂正時はこの履歴に日付と理由を記載します。

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